【宣伝映像が全てだった】
英雄か？悪魔か？
そのキャッチコピーと映画の宣伝映像がとても良く絶対見たいと思っていた作品。
しかもリドリー・スコットとホアキン・フェニックスのコンビなんて期待せずにはいられない！
12月1日の映画の日が公開日ということで期待MAXで鑑賞して来ました。
映画の日なのに観客はたった4人
いつも観客が少ない好きな映画館だけど経営が心配になる。
映画の内容はというと、正直、世界史を専攻していなかったのでナポレオンを細かく知らない。
映画を見終わってからWikiで調べてあのシーンはそういうことだったのかと知る始末。
ナポレオンのことを知っている人が見れば面白いんでしょうか？
私には全く面白さを感じることができなかったです。
奥さんのジョゼフィーヌとの関係を描きながら歴史を追っていくような作りでしたが、エジプト遠征なんて何のためなのかもよくわからないしコメディなんだろうかとさえ思ってしまった。
そもそもフランス革命の知識も、ロシア遠征も対仏大同盟も何もかも知らない知識の乏しさでは無理でしょう。
さらに追い討ちをかけたのが音。
とても良い映像を使っていたのに音楽が最悪でとても邪魔でした。
音無しで見せて欲しかった。
また、ナポレオンとジョセフィーヌの関係がとても不快で感情移入が出来ず途中で退席も考えるぐらい。
ワーテルローの戦い(名前しか知らないので結末も知らなかったですが)は壮観でした。
ラストにカタルシスを得られるかと期待していましたがそれも叶わず…
とても残念な映画でした。
