もうここまで泣くとは思ってなくてヤバかった。
ずっと涙腺が崩壊する映画じゃなくて時々だー😢引っ込んでまただー😢となる映画だった☜分かりにくい💦
もうハンカチ必須だしすごい良い映画なのに金曜日のシャンテ、空いてたよ。やっぱりTOHO2000円だからな🤔
幼い子供とキレイな奥さん、旦那さんは物書きで、そんな中奥さんがテロの被害に遭って殺されてしまう。
旦那さんはFacebookに「テロの犯人を憎まない」ってなことを犯人に当てた手紙として書きそれが世界中にシェアされまくっていくんです。
しかし、実際はそんな簡単な話ではなく、自分が発信したその手紙の内容を苦しまないため憎まないための戒めにしてるようなそんな主人公の姿が映し出されて行くんです。
変にお涙頂戴の感動物にしてなくてそこが良いです。
でも泣いちゃいますけどね。
子役なんて小さいのにどうしてもそんな演技出来るんだよ〜〜😭ってくらい上手くて可愛くてBBAの涙腺はどうしたって緩くなりますわ。
実在の人物なんで映像がyoutubeにあったので見たんですけど、この旦那さんも奥さんもイメージが似てるんですよね。
憎んで吐き出してそうして生きていく方法もあるだろうけど、こうやって憎まずに幸せになることで対抗して行くってかっこいいなって思いました。
“本当に世界中の軍隊より強い”そう思いました。
見ようか迷ってる方はハンカチ持参でぜひ是非ですよ。
高いけどやっぱりシャンテのラインナップは好きだなあ。
その手紙の全文訳ネットで拾って来たのお借りしてきたので載せておきます
◆◆◆
金曜の夜、君たちはぼくにとってかけがえのない人の命を奪った。彼女はぼくの最愛の妻であり、息子の母親だった。
だが、ぼくは君たちを憎まないことにした。
君たちが誰か知らないし、知りたくもない。君たちの魂は死んでいる。
君たちは、神の名において無差別に人を殺したが、もし神が自らの姿に似せて人間を作ったのだとしたら、妻の体に撃ち込まれた銃弾のひとつひとつが神の心の傷になっているだろう。
だから、決して君たちに憎しみという“贈り物”をあげることはない。
君たちの望み通りに怒りで応じることは、君たちと同じ無知に屈することになる。君たちは、ぼくが恐怖におののき、隣人に疑いの目を向け、安全のために自由を犠牲にすることを望んでいるのだろう。
だが君たちの負けだ。ぼくは変わらない。
今朝、妻に会った。何日も待ち続けた末に。
彼女は金曜の夜に家を出たときのままで、そして12年以上も前にぼくが恋に落ちたときと同じように美しかった。
もちろん、ぼくは悲しみに打ちのめされている。君たちの小さな勝利を認めよう。でもそれは長くは続かない。
妻はいつもぼくたちとともにあり、再びめぐり会うだろう。君たちが決してたどり着けない自由な魂の天国で。
ぼくと息子は2人になったが、世界中の軍隊よりも強い。そしてこれ以上、君たちのために割く時間はない。
昼寝から目覚めたメルヴィルのところに行かなければいけない。
彼は生後17ヵ月で、いつものようにおやつを食べて、いつものようにぼくと遊ぶ。そして幼い彼の人生が幸せで自由であり続けることが君たちを辱めるだろう。
君たちは、彼の憎しみを勝ち取ることもないのだから。
◆◆◆