少し前に縁あって拝見させて頂きました。
いわゆるB級ホラーでは『キラー◯◯』はたくさんあるけど、これはそっち寄りというより、動物系の『ゾンビーバー』『プー あくまのくまさん』とかの方が近い。
“ナマケモノ”、これ観てたら「ナマケモノってこんな顔してたっけ?」ってなって調べたらこんな顔してた。
ハンターがナマケモノを密林で密猟、みたいな話から、いきなり女の子が集う学校の寮の委員長の選挙の学園物語も挟まって並走するもんだから、すごい振れ幅の冒頭。
しかし、やっぱりというか、ナマケモノが紆余曲折というほどの手順もなく、かなり順当に、順調にその女子寮にやってくる。
色々言いたいことあるけど、それを言わせない強引な展開は、この手の作品を観るといつも感服する。
このナマケモノが、最初から“ヤバい”ナマケモノであるということを刷り込んでおいての女子寮潜入。
女子寮では代表を決める選挙期間の真っ只中で主人公の女の子一派はこのナマケモノに“アルファ”と名前を付けてマスコット化し、選挙の戦略に使いまくる。
ナマケモノはその可愛がられてる地位を利用して、、、やりたい放題。
このナマケモノ、賢すぎる。
ネタバレみたいになるからあまり言わないが、もはや“動物”と思って観てはいけない。
“チャッキー”とか、もう、完全にそっち。
人間ですらうまく使えない人も多いモノを、駆使しまくる。ある意味、学生生活を謳歌しちゃってる。
“殺しは、ナ・マ・ケない”、、、そのまんま。
スローにノロマだけど、爪が長くて危なそう、みたいな動物園での姿から、その獰猛な性格が覚醒して、恐るべき知能指数で女子寮を暴れ回る。
賢すぎるナマケモノと、賢ぶってる女子学生が良い勝負だということに妙に納得してしまう。
良いB級“怖カワ”モンスターホラー。
※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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