「ウィークエンド」「荒野にて」が激アツ満点男として俺の中では殿堂入りしているアンドリュー・ヘイ監督。
新作って事で今月1番の期待作を鑑賞してきましたよ！
もち泣いても良いようにデカ目のタオル持参でね。
ロンドンのマンションに一人暮らししている脚本家アダム。
1人静かに暮らしていたが、部屋で見つけた幼少期の写真に写る昔の実家へ行ってみる事に。
するとその家には若かりし頃の両親が住んでいたというお話。
やっぱり繊細な心の動きを描かせたらヘイは1番だな。
間違いなくこれもヤベェ一本。
孤独
寂しさ
後悔
アダムと一緒のマンションに住むハリーとの関係も、両親とのやり取りも表情やカット割など描き方が上手すぎて一瞬も見逃したくない。
また引きの画角で撮られてるシーンがどれも最高なんだよねマジで。
ほんと瞬きが鬱陶しくなるくらい俺は好きに溢れてた。
さてさてこっからはちとブッ込んだ話を。
ネタバレではありせん。
今作は他人事とは思えないシンクロをされてしまった事で更に食らった。
私が生まれる一年前、父の運転する車に薬物中毒者が突っ込んできて助手席の母はフロントガラスに頭を突っ込み片目を失明しました。
幸い私の両親は生きているし、病気とは無縁なくらいめちゃクソ元気です。
今は離れて暮らしていますがたまに電話すると長電話するくらい仲良しです。
でも俺は
アダムと同年齢。
実家から離れた場所で一人暮らし。
結婚してない。
という立場も重なり、もう映画の世界が自分の事のようで観ていてどの描写もどの場面もグサグサ来る訳ですよ…。
うん、もうこれ以上の感想は言いません。
こんな結末泣かないでいられる訳ないよね。
とりあえずヘイにうちの内情を調べられたのかと思うくらいシンクロしとりました。
来週からゴールデンウィーク。
ちょうど今年はガッツリ休みをもらい目一杯実家に帰省します。
いつも以上の親孝行を全力でしてまいりますわ😁👍
このタイミングで観て良かったよ。
ゴールデンウィーク後に鑑賞してたら超後悔してたぞ！😰
