TAMA CINEMA FORUM ワールドプレミアにて。堀井綾香監督、青木柚さん、福地桃子さんのトーク付き。
短編と中編の2作。
「prologue」
ゴミ処理場跡地に集まった3人の会話から成る。「革命」という物騒な単語が出てくるが、夜明けにエンが向かったのは果たしてどこだったのだろうか、、、。
「飛べない天使」
主演が福地桃子と青木柚という推し2人。そもそもこの上映に気づいたのも柚くんの前日のインスタのストーリーだった。
出張先での飲み会の帰り、破けた枕を持って羽根を撒き散らしながら逃げる男を目撃し、ホテルに帰る。公園に行くとその男が倒れており、あることを頼まれる、、、。
枕の羽根や途中で買う服のデザインなど、天使を想起させるものがいくつか出てくる。
町中華で2人なのに5,6人分の量の食事を頼んで食べるシーンや、地図を見て行程を振り返るシーンなど、自然な演技が良かった。
古民家で2人が仰向けで寝るシーン、最後までは映らないけど、そりゃそうなるよな、という展開。福地桃子が隣で寝ていたら自分でも同じことをする。
ロケーションが福地桃子の前作「あの娘は知らない」と同様、伊東市だった。これは上映後のトークでも触れられていた。
柚くんはこれまでも何度か舞台挨拶で見ていたけど、福地桃子さんは「あの娘は知らない」でのトークのチャンスを逃しており、今回が初だった。
思った通りの柔らかい人柄でとても印象が良かった。Vシネの帝王、哀川翔の実娘だけど、こちらはとても繊細な演技をする方。
監督にサインを頂いたとき、これからもこの3人を応援して下さい、と言われたんだけど、本当にこれからも注目していこうと思う。
