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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のmatchypotterのレビュー・感想・評価

4.2
🎉🌟㊗️映画2️⃣2️⃣0️⃣0️⃣レビュー達成㊗️🌟🎉
また新たな100の壁を超えた。
1000を超え、2000を超えると1本あたりの進んでる感がどんどんなくなっていくが負けない。

まだまだ先を目指す。そんなメモリアルはこれ。


劇場版の前作『黒鉄の魚影(サブマリン)』は灰原哀ちゃんの神回だった。
個人的にそのインパクトが残る中での、最新作、『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』。

毎度のことながら、このサブタイトルのセンス、凄すぎるな。
それを何作も何作もここまで命名し続ける東宝とトムスと青山剛昌、、、『名探偵コナン』、もはや日本のアニメの歴史に残るシリーズと疑いの余地ナシ。

今回は、“怪盗キッド”と“平次と和葉”の回。

そして、よくよく考えれば今まで「なぜ“工藤新一”と“怪盗キッド”が瓜二つなのか?」問題にあからさまにメスを入れたところを見たことがない。
今回はそこに触れていく、、、とても興味深い。

そして、そこに触れたのが服部平次。
工藤新一と切磋琢磨する仲間であり、ライバル。そして、コナンの正体を知る数少ないキャラクター。

コナンと平次がタッグを組む回は、推理サスペンス色が強い。強めないと彼らのダブル頭脳の本領に耐えられない。

だから、今回は新撰組の土方歳三と彼が最後を遂げたとされる北海道の五稜郭、そして、彼にちなんだ日本刀という歴史を持ち込んでくる。

それだけではない。
その日本刀を“怪盗キッド”が狙うというダメ押し。

コナン、平次、キッド。
今回は当シリーズ屈指の頭脳とアクションがあいまみえる。
舞台は100万ドルの夜景、何と豪華な。

個人的には哀ちゃんの出番が少な過ぎて悲しいが、そこを差し引いても、作品の骨太な背景と彼らの推理サスペンスとアクション、そして“怪盗キッド”の真実に迫るエピソード、これはこれで一見の価値あり。

しかも、かなり平次に寄せていて、今作は主役と言っても良い。
平次と和葉の関係性、幼馴染として培ってきた阿吽の呼吸のような間柄が存分に味わえる、、、憧れる、幼馴染。この2人、素敵。

このメンツが揃うだけに、頭脳戦も、相手も、タフ。
100万ドルの函館の夜景、という以外はいつもの壮大なアクロバティックな舞台や仕掛けはない。

だからいつも以上に基本に忠実に、彼らの魅力を楽しめる作品。
、、、あと、哀ちゃんがもっと出ていれば最高。

※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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『matchypotterと映画の秘宝』
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作品単発のレビューはここでやっているので、こちらは企画記事メインに挑戦したいと思います。
皆さん、時間がある時にでも見に来てください。
(まだ始めたばかりでお粗末が過ぎるブログですが)
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