とてもよい映画でした。
後半のボクシングシーンからのラストは、胸がいっぱいでじわりと涙が…

居場所をなくした娘がフィリピンでボクシングを続けている、選手としてはピークを過ぎてしまった父を訪ねる物語だけど、タイトルにもなっているditoという言葉が何回か効果的に出てきてぐっとくる。

ほぼ舞台はフィリピンで、ボクシングが貧困を抱えた若者にとってどういう存在か、映画を通して知った。
（ジョシュア〜！）

色がとても印象的で効果的な作品だった。
フィリピンなどのさまざまな場所が登場するけど、ロケ地どこも最高。
ボクシングの迫力もすごくて、面白く観れた。

日本人のキャストも素晴らしかったし、主演の俳優さんが監督だとあとあと知っておったまげてた。

ボクシングジムのフィリピン人のキャストがすっごくよかった。
シシ役の人もかっこよくて素晴らしいし、ジョシュア役の子も印象的でとてもよかった。

なんといってもSHINIUMAに出てたルーヴェローソさんが出ててびっくりした。知らなかった。ほんと素晴らしい役者さんで大好き笑

フィリピンの熱気を閉じ込めたような、熱くて感動する作品でした。

マンチェスター映画祭にて