久々に何の予備知識も無くチョイスしたネトフリオリジナル作品。
台湾を舞台にしたサイコスリラーでした。
同僚の恋人が自殺し、自分も後を追い河原で自殺しようとしていた刑事ウー。
そこに居合わせた若者たちが変死体を発見する事で自殺を邪魔されてしまう。
精神的にまだ回復していなかったウーは上司に止められるも、変死体事件の捜査へ強引に参加。
闇深き事件に巻き込まれてしまうというお話です。
事件が不法移民問題に繋がっていく展開や連続殺人犯へ辿り着くまでの展開などストーリーの大枠はとても興味深い。
しかも映画全体の雰囲気を壊す事なく、後半まで緊張感は持続していて作品としての出来も良いんです。
なのにどうした事か後半以降の主要人物たちの行動が浅はかで「なんでそうなっちゃうのかなぁ」という些細な違和感にモヤモヤ。
そして最後には失笑って感じでした。
勿体無い😢
確かに最後のシチュエーションを作るためのレールを敷いてるのは分かるんだけど、もうちょっと上手く誘導する事は出来なかったのかなぁ。
登場する俳優さんたちはみんな魅力的でした。
