補習という名のプール掃除を通して語られる、高校生女子の生きづらさの話。男らしさと女らしさ。才能のある、ない。大人と子供。メイクに生理。
なんですが、ちょっと難しかった …
一向に捗らないプール掃除は一生続くんじゃないかと思うほど。永遠に続く女子の闘いのメタファーなのか。これが、今時の高校生の会話のリアルなのかも自分には判断不能。妙に間をとる演出も相まって、90分とコンパクトな作品のはずがとても長く感じられた。 ちなみに、オリジナルの舞台作品は1時間。
加えて、短いスカートに、太もも、ふくらはぎ強調のローアングル構図が、(あえて言うが) どうにも気持ち悪い。この監督は、語られているテーマにそぐわない絵作りで、折角の脚本を台無しにしてるんじゃなかろうか。
そのところ、女性から見て大丈夫なんでしょうか。古いおっさんの過剰反応なら良いんですけど。
