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我、邪で邪を制すのizuのレビュー・感想・評価

我、邪で邪を制す(2023年製作の映画)
3.6
悪を制する、また別の悪。

末期の肺がんを宣告された逃亡犯の陳桂林(チン・クイリン)。この際、もう全てを諦め自首しようと出向いた矢先、自分が台湾での指名手配ランキング3位な事を初めて知る。クイリンは最期に「一発大きな事をかましてやるぜ」と残りの逃亡犯の殺害を企て、まずはNo.2から狙うのだった....

目には目を、悪には悪をみたいな。

序盤から迫力ある逃亡、アクションでしっかり引き入れてくれますし、この時の片目をやられても諦めずに追おうとする刑事がカッコ良い。

No.2までは台湾クライムアクションとしてしっとりとやってくれるのですが、中盤過ぎたあたりから「えっ、えぇっそっち!?」と方向が思いっきり変わる。この変わり具合が受け入れられるか無理かで評価は大きく左右されちゃうけど、個人的には中盤あたりで若干飽きちゃってたからかなり巻き返されました。

超ネタバレで言えないのですが、1つの作品で2つの味がある中々の面白味のある作品かなと。

これはネチョフリの中でもかなりオヌヌメ。

視聴 2024年4月30日
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