蛇の道を配信している動画配信サービス

『蛇の道』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

蛇の道
動画配信は2024年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

蛇の道の作品紹介

蛇の道のあらすじ

何者かによって 8 歳の愛娘を殺された父、アルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)。偶然出会った精神科医の新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得て、犯人を突き止め復讐することを生きがいに、殺意を燃やす。 “誰に、なぜ、娘は殺されたのか”。 とある財団の関係者たちを 2 人で拉致していく中で、次第に明らかになっていく真相。“必ずこの手で犯人に報いを—” その先に待っているのは、人の道か、蛇の道か。

蛇の道の監督

蛇の道の出演者

原題
公式サイト
https://movies.kadokawa.co.jp/hebinomichi
製作年
2024年
製作国
フランス日本ベルギールクセンブルク
上映時間
113分
ジャンル
サスペンスドラマ
配給会社
KADOKAWA

『蛇の道』に投稿された感想・評価

フランスでずっと曇天だし、男女に変わっているし、哀川翔の数学教師が柴咲コウの精神科医になっているんだけれど、意外にあまり印象が変わらないというか。壁に鎖で括りつけて映像を見せるインパクトが強いからか。柴咲コウは芯が強くてバネがある感じがするのでとても良い。フランス語のセリフが普通と比べて吐息が強いのか、ドイツ語を聞いている気がする。日本語のセリフの方が柔らかい。
マチュー・アマルリックは、フランスも自主製作映画レベルみたいな複雑な雰囲気を知っているからか、全然違和感がなくて大杉漣か下元史朗みたいに見える。

でも、オリジナルのなんの説明もなく数学教師というのは、設定としてやはりずば抜けていたなあと、改めて感じた。その分の★ひとつ減らしたけれど、柴咲コウは本当に良かった。

リメイクだからこれはネタバレを伏せずに載せます。
いつからだろうか。柴咲コウは大成するはずがないと。
『バトル・ロワイアル』『GO』『県庁の星』、そしてガリレオシリーズのリリーフ。決して『メゾン・ド・ヒミコ』ではなく
どこまでも透明に、顔に身体的な政治を刻印しえないその瞳は、一時の小泉今日子や『LOFT ロフト』の中谷美紀のようではない。
しかしなぜここまで精神科医(いつの時代の?)なのか。
黒沢さんにとって女性は精神科医なのかセラピスト濱口か。
大映ではなく、角川シリーズとなり、
なぞのアスペクト比 1:1.56 は スティーブン・ソーダーバーグのiPhone撮影映画「アンセイン」(2018)と同じ比率みたいです。いやスタンダードはAcademy ratioでやれや。

廃屋の粒子の闇のフレームと微かな昼中の外光が緑に反映するシアンの光を見るともなく、フルショットからのトラッキング、二人の男、ほぼ正面で切り返される壁の前、閾の領野、冷徹な情動の意志はこうして田村の植物的な触手として、空間を構成してみせる。

撮影はたむらまさきではなく、ダゲレオタイプの男になったみたいだ。
むしろブリュノ・デルボネルでも呼んだほうがいいだろう。

老年のいくつかの採点を反復し、ついにUSA映画を撮るこの黒沢清は、この文化芸術産業は、物語の主題にある個人と個人ではなく、あくまでも行政的な手続きでシネマが現れるのであれば、そんなものは黒沢ではありません。この人USA黒沢さんじゃありません。
獣人であれとジャン・ルノワールは言った。我々が、世界と呼んでいたものがたかがノーランイングランドが今代表して作っているとなると、もう一度十九世紀を始めなければ
エミール・ゾラではなくギ・ド・モーパッサン、Chelsea Girl
てん

てんの感想・評価

3.5
黒沢清監督、柴咲コウ、西島秀俊、青木崇高が登壇した完成披露試写会に参加してました。

黒沢監督が自身で撮られた同名映画のセルフリメイク作品。

「これはフランス映画です。」と黒沢監督がおっしゃっていたので、スッと物語が入って観れた。

日本人監督による日本人主演のフランス映画って、どんなものかそれだけで興味が湧く。

柴咲コウさんの劇中での無表情な感じと披露試写で話される際のキュートさとのギャップが凄く、作中で話すフランス語も本作の為に勉強されたとのことだったが違和感なく観られたので、俳優さんって凄いなぁと改めて感じさせられた。



以下、作品の感想。



"本当に苦しいのは、終わらないことでしょ?"

小夜子の目的や行動理念は、この言葉が全てだったようにも思える。

白昼堂々と行われる大胆な拉致の仕方や明るさが、日本映画とは違う画だなと強く感じた。

独特な間合いと無表情で掴み所がない小夜子が、異国の地には妙に馴染んで見えたのが変な感覚というかおもしろい所というか。

多くは語られないし淡々と話は進んでいくけど、ストーリー自体は分かりやすく、日本人がフランス映画を観る入口としても良さそうな一本。

『蛇の道』に似ている作品

ダゲレオタイプの女

上映日:

2016年10月15日

製作国:

上映時間:

131分
3.5

あらすじ

ダゲレオタイプの写真家ステファンのアシスタントに偶然なったジャン。その撮影方法の不思議さに惹かれ、ダゲレオタイプのモデルを務めるステファンの娘マリー恋心を募らせる。しかし、その撮影は「愛」…

>>続きを読む

Seventh Code

上映日:

2014年01月11日

製作国:

上映時間:

60分
3.1

あらすじ

松永という男を追ってウラジオストクまでやってきた秋子は、再会した松永から「覚えていない」と言われてしまう。その後、松永は姿を消し、秋子は日本人が営む食堂で働きながら彼を捜すことに。そんなな…

>>続きを読む

予兆 散歩する侵略者 劇場版

上映日:

2017年11月11日

製作国:

上映時間:

140分
3.5

あらすじ

山際悦子(夏帆)は、同僚の浅川みゆき(岸井ゆきの)から、「家に幽霊がいる」と告白される。みゆきの自宅に行くとそこには実の父親がいるだけだった。みゆきの精神状態を心配した悦子は、夫・辰雄(染…

>>続きを読む

地獄の警備員

上映日:

1992年06月13日

製作国:

上映時間:

97分

ジャンル:

3.4

あらすじ

バブル景気で急成長を遂げる総合商社に2人の新人がやってきた。1人は絵画取引を担当する秋子。そしてもう1人は巨体の警備員・富士丸。元力士の富士丸は兄弟子とその愛人を殺害したが、精神鑑定の結果…

>>続きを読む

関連記事

【試写会】監督:黒沢 清×主演:柴咲コウ。時と国境を越えて辿り着く、完全版“リベンジ・サスペンス”『蛇の道』

【監督:黒沢清 × 主演:柴咲コウ】映画『蛇の道』西島秀俊・青木崇高の出演が決定!