氷雨水葵

コマンドーの氷雨水葵のレビュー・感想・評価

コマンドー(1985年製作の映画)
4.3
2022年69本目

名言&名シーンが多い!

◆あらすじ
ジョン・メイトリックス(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、かつて特殊部隊のリーダーだったが、今は離隊し、娘ジェニー(アリッサ・ミラノ)と平和に暮らしている。ある日、元上官のカービー将軍(ジェームズ・オルソン)が、メイトリックスのかつての部下が殺されたと知らせに来る。カービーは、護衛として2名の兵士をメイトリックスの家に残し去っていく。

しかし、その直後、メイトリックスは何者かの襲撃を受ける。護衛は二人とも殺されてしまい、ベッドの下に隠れていたジェニーも誘拐されてしまう。

ジェニーを誘拐したのはバルベルデ共和国の元大統領アリアス(ダン・ヘダヤ)。メイトリックスは娘を取り返すため、アリアスがいる孤島に向かうが―――。

◆感想
もうなんといっての若かりし頃のシュワちゃんやばい!!筋骨隆々で美しい・・・セクシーとも感じるほど完璧な肉体に目が釘付けになります!
後半の、パンツ一丁で逆三角形みたいなビジュアル好き。しかも、そこから服着て、グレネードやナイフ、銃を装備する一連の流れは個人的にASMR的な感じだったので歓喜しました(笑)

全体的にストーリーがシンプルで分かりやすいので、誰が観ても楽しめます。娘が誘拐→パパ連れ戻すために奮闘する→派手な銃撃戦や爆破あり→ハッピーエンドという感じ。しかも、そのなかにメイトリックスの気の利いたかっこいいセリフがあって、名シーンも多いです。

とくに


「木の上に何かがいて、こっちを見ています」


・・・失礼これ『プレデター』でしたね。正しくは


「お前は最後に殺すと約束したな… あれは嘘だ」
「連れを起こさないでくれ、死ぬほど疲れている」

です。

字幕でも玄田哲章さんの吹替でも、どちらでも楽しめるのがいい!!

とにかく、シュワちゃんが無限に強いのが好き。胸筋ぴくぴくしてるのに目がいくし、あんなに体大きいのに俊敏に動けるのがすごい(笑)電話ボックス持ち上げるキャラクターなんてアニメの中くらいよ・・・。
『ターミネーター』や『プレデター』などシュワちゃんのマッスルボディが全盛期のときの作品って、なんでこんなに面白いんだろう!

シュワちゃんに車のイメージなくて、頭一つ(なんなら肩まで)飛び出しているのを見ると笑ってしまう。車が小さいのかシュワちゃんがでかいのか(笑)もっとごついジープとか乗っていてほしかった。

とはいえ、個人的にはクレイモアやロケランなど派手な銃火器が多かったのがうれしかったです!ARやSMGも登場しましたが、シュワちゃんにSMGは似合わないんだよな(笑)でもロケラン似合うな!?ここまでゴリゴリマッスルアクションだと退屈せず、なにも考えずに観れますね。
なんか敵が「I’ll be back !」みたいなこと言ってたけど、『ターミネーター』からですよね!?いや、本作のほうがだいぶ前ですけど。そういう部分でも見どころがあるのは素晴らしい!!
大切な娘を助けるためなら、物を壊すし人も殺すし、メイトリックスの父親らしさ(←!?)が出ていますね!

終盤は特に爆破や銃撃シーンが多く、80年代の作品っていろんな意味で景気よかったんだなと感心。
シュワちゃんの魅惑のマッスルボディを拝める素晴らしい作品でした!
氷雨水葵

氷雨水葵