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絞死刑のごーのレビュー・感想・評価

絞死刑(1968年製作の映画)
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死刑囚が在日朝鮮人の設定なんだけど、頬骨が出てて一重瞼と言う、ステレオタイプな感じだった。
死刑制度の是非を問う作品なんだけど、在日朝鮮人問題にも触れている。

始めと終わりはすごく引き込まれる。逆に途中はコントみたいなものを延々見せられる感じ。でもあれもなにかしらの意図はあるんだろうな、、、。
足立正生が保安課長役で出ていたみたい、全然気づかなかった。
フィルム特有のゴミ、アフレコと思われる奥行きの無い音声、古い言い回しなど、時代を感じさせる内容だった。

この映画が公開されてから半世紀以上経つけど、死刑制度に関してはあまり議論されていない気がする。国連から廃止するよう勧告されてるし、もう少し皆関心を持って考えてみたらいいと思う。
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