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サザエさんのkazu1961のレビュー・感想・評価

サザエさん(1956年製作の映画)
3.6
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-578 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋子供の頃以来、久しぶりに観た『サザエさん』の実写版。子供の頃はアニメとこの江利チエミの実写版とは同じぐらいの認識でしたね。

🖋️でもほんと久しぶりに観て、その磯野家のキャスティングを観てびっくり!!江利チエミははっきりと認識していましたが、藤原釜足がサザエの父・波平、清川虹子が母のフネ、仲代達矢がいとこのノリスケ、小泉博が夫となるマスオ、小畑やすしがカツオ、松島トモ子がワカメを演じてました!!特に、ノリスケが仲代達矢だったのは驚き、そして観ていて思い出したのがワカメを演じていた歌の上手い美少女の松島トモ子、この後に大物女優になっていくんですね。

🖋️本作、東宝版『サザエさんシリーズ』の第1作。以後、1961年公開の『福の神 サザエさん一家』まで全10作が製作・公開されました。本作ではサザエとマスオの出会いを中心に展開されています。

🖋️ベースはハートフルコメディ、観ていてとても温かな気持ちにさせてくれます。
そして主演が人気歌手の江利チエミであったことから『サザエはジャズが大好き』との設定で、劇中でたびたび歌うシーンが登場してミュージカル的な要素も!!

🖋️アニメ版の家族よりは、若々しくエネルギッシュに感じます。その辺りの差異を感じるのも楽しく、何よりも東京行きのバスや当時の大手町や銀座松屋、そして未舗装の道路やその時代のファッションなど今はもう見れないものが見れるのも楽しさの一つですね!!

😊Story:(参考: Amazon)
弟のカツオ、妹のワカメと両親の五人で暮らすサザエさんは、慌ただしくものんきな生活を送っている。雑誌社に採用されたサザエさんは、初日からお転婆ぶりを発揮し誤って山高商事に出勤してしまうが、そこで出会ったフグ田君の親切心に惹かれる。原稿を取りに行った先で早速トラブルを起こし、サザエさんは雑誌社をクビになってしまうが、またしてもフグ田君の親切に助けられ、今度は探偵事務所に入ることに…。

🔸Database🔸
・邦題 :『江利チエミのサザエさん(1956)』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 1956
・日本公開: 1956/12/12
・上映時間: 86分
・受賞 : ※※※
・監督 : 青柳信雄
・脚本 : 笠原良三
・原作 : 長谷川町子
・撮影 : 遠藤精一
・音楽 : 原六朗
・出演 : 江利チエミ

🔸Overview (映画. com)
長谷川町子の漫画“サザエさん”の映画化。「母孔雀」の笠原良三が脚本をかき「若人の凱歌」の青柳信雄が監督、同じく遠藤精一が撮影を担当する。主な出演者は、「力道山男の魂」の江利チエミ、「母孔雀」の松島トモ子、「ボロ靴交響楽」の小畑やすし、「山と川のある町」の小泉博、「眠狂四郎無頼控」の青山京子、「裸足の青春」の仲代達矢、「いで湯の姉妹」の若山セツ子、「若人の凱歌」の柳家金語楼、清川虹子、「アチャコ行状記 親馬鹿天国」のアチャコ、ほかに藤原釜足、森川信、白川由美など。
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