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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのSCのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

監督:スティーブン・スピルバーグ
フランク・W・アバグネイル・Jr(レオナルド・ディカプリオ)
カール・ハンラティ(トム・ハンクス)

フランク(16歳)はニューヨークにあるブロンクスヴィルという街で、両親に愛され素直な青年に成長していた。彼は仲の良い自分の両親を尊敬し、自分も将来そんな家庭を築きたいと考えていた。しかし、父の事業の失敗を機に困窮した生活に。母は恋人を作り出ていってしまう。フランクは両親が離婚する姿を見て、金さえあれば幸せな日々が続いていたはずだったと感じる。母か父、どちらと一緒に住むか決めろと迫られたフランクは、耐えきれなくなって家出する。そして、フランクはマンハッタンへと渡った。

フランクは高校の新聞記者を装いパイロットに近づき、仕事の詳細を聞き出し、制服を手に入れ、身分を偽り生活を始める。パイロットとして世界中を旅しながら、偽造した小切手で稼いだ金で優雅な生活を送っていた。偽造小切手が世の中に出回っていることに気づいたFBIは捜査を開始。

FBI捜査員のカールは必死の捜査の末、ハリウッドでフランクを追い詰めるも、機転の利くフランクはシークレットサービスだと嘘をつきその場を切り抜ける。充実した生活を送るフランクだが、一方で身分を偽る彼は孤独感に襲われていた。フランクは本当の姿を知るカールに電話をかけるように。カールは、フランクが誰かに構って欲しい、まだただの子供であることを看破する。

そしてある年、フランクはブレンダという看護師の女性に恋に落ちる。ブレンダに近づくため、小児科医になりすまし、彼女の父が検事であると知ると、次は弁護士に早変わりする。見事父に気に入られ、婚約を認めてもらう。フランクは自身の幼少期の出来事から、自分こそは幸せな家庭を築いてみせる、と固く決意していた。

カールはフランクの逮捕を諦めていなかった。そしてついに、家出した子供達のリストの中からフランクを突き止める。婚約パーティー当日にFBIが乗り込む。フランクはブレンダに再度愛を伝え、空港で落ち合おうと言い残し慌ててその場を去る。しかし、落ち合い場所には捜査員たちが待機。ブレンダを諦め、うまくカールを騙し飛行機で逃げ切るも、フランスでついに逮捕、12年の禁固刑に。

しかし、拘留4年たった頃、カールはフランクの小切手偽造の腕やその他詐欺の技術を買い、FBIの協力者として抜擢。それからというものフランクは多大な貢献を残し、フランクとカールの間には信頼関係が生まれる。

なんと、フランクは司法試験を偽造ではなく、2週間の勉強で自力で合格していた。
ノンフィクション
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