法月

レイジング・ブルの法月のネタバレレビュー・内容・結末

レイジング・ブル(1980年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

今日は新作観る時間ないので、過去に観た作品の感想を...
過去っつってもずいぶん前。
封切り時に背伸びして映画館に観に行ったのよ。
自分にとってデ・ニーロといえはこれ。一番脂の乗りきった頃の作品だと思う。
けど、そこから一度も観返してない。今観るとどうだろう?怖くもある。

当時、裏ロッキー、アンチ・ロッキーなんて呼ばれてた記憶ある。
サクセス・ストーリーじゃないのよ、苦いのよ。
怒れる雄牛、ジェイク・ラモッタが引退後、酒場でコメディアンみたいな仕事してて。現役時代とは別人のような、デップリと腹の出た体形で...
確か、ラストはそんなラモッタが楽屋の鏡に向かってシャドー・ボクシングしてるシーンで終わったと記憶してる。
「負けるもんか、負けるもんか」って呟きながらね。

なんかの番組で、ガッツ石松氏がそれを好きな映画の一シーンとして語ってた。
「世界チャンピオンになっても、人生はそこで終わりじゃないんだよね。その後もずっと続くんだよ」そう語ってらした。沁みた。

「ロッキー」大好きだけどさ、「レイジング・ブル」も好き。
コインの裏表だと思う。

どっちもなくちゃダメ。

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