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キートンの探偵学入門/忍術キートンのDのレビュー・感想・評価

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キートンの映画は、他の喜劇王2人に比べて、漫画的で無表情な奇人なのが個性であり、特徴的だ。

本作でも、映画技師で探偵に憧れると言ったいかにも設定だが、映画内で現実世界から映画内の世界に入っていき名探偵を演じるといった2役をこなしている。

今では当たり前にみられるものの、これが当時は大変画期的で、緻密な演出がなされている。

加えて、キートンの映画ではいつもスタントなしの怒涛のアクションを繰り広げるわけで、本作の撮影中にも首の骨を折っていたというエピソードもあり、その激しさを物語っている。

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