しろくま

アンタッチャブルのしろくまのレビュー・感想・評価

アンタッチャブル(1987年製作の映画)
3.9
《俺に手を出す奴は捻り上げる!》
〝俺は役人どもに何もした覚えはない。なのに証拠もないのに脱税の容疑をかけやがった。俺への汚い嫌がらせだ。もう一つ、拳闘の試合🥊は最後まで見ろ。立っている方が勝ちだ〟

1930年代、シカゴをギャング戦争の街に変えた禁酒法。10億ドルの密売酒市場の利益を巡って、各組織は手榴弾と機関銃で血の抗争を続けていた。そんなギャングの中で、力をつけてのし上がったのがアル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)で、本作は、彼が率いるギャング集団に戦いを挑んだ財務省捜査官エリオット・ネス(ケビン・コスナー)たちの精鋭部隊〝アンタッチャブル〟による壮絶な戦いを描いた実録映画だけど…。

警察官や議員、裁判官まで買収されてしまっているシカゴの街で、アル・カポネを敵に回すっていうのはあまりにも無謀で、こっちの情報は漏れているから、摘発しようとしても全て空振りで…。そんな中、自称〝この街でただ一人、腐っていない警官〟のジム・マローン(ショーン・コネリー)に〝一度宣戦布告したら、奴らは、とことんやるぞ。どっちかくたばるまでな〟って釘を刺されたのに、やる気スイッチを入れちゃって後戻りできない状況に…。

久々の再鑑賞でストーリーは忘れてしまっていたけど、あのベビーカーの階段落ちのシーンでの銃撃戦はインパクト大なのでしっかり覚えていて、あれって究極の選択だったんだね。そこで、ストーン(アンディ・ガルシア)がいい仕事していたのか。とにかくケビン・コスナーが若々しくてかっこいいし、ショーン・コネリーが渋すぎる。これは、お勧めのギャング映画だね。

視聴メモ:2023.06.02/093/日曜ロードショー230326放送(字幕)ノーカット
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