のんchan

バードののんchanのレビュー・感想・評価

バード(1988年製作の映画)
3.7
ジャズ大好きなイーストウッドが、アルトサックス🎷奏者チャーリー・パーカーの生涯を映画化❗️
ビバップ・ジャズ(モダン・ジャズ)好き、ジャズを愛する方は必見もの♫
そもそもビバップ・ジャズって?それを創生したのがチャーリー・パーカーだった🎶

1942年、それまで誰1人として見たことも聴いたこともないような音を出した。彼の中から激しくほとばしり出る即興演奏で、熱くて速いメロディラインは、卓越した演奏技術のレベルをより押し上げた。彼自身の言葉を借りれば「ずっと使われていたありきたりのコード進行に飽き飽きしていたんだ!」

しかし若い頃からミュージシャンにありがちなドラッグとアルコール漬けになっていた。その為、何度も精神病院に入院していたが、彼を心底支える妻のチャンは子育てしながら彼の才能を信じもっと伸ばしたかった。ところが愛娘を亡くしたことから、精神的にボロボロになり、悲鳴を上げていた身体はとうとう心不全を起こす。

チャーリー"バード"パーカーは1955年3月12日死亡したが、医者が駆けつけた時、推定年齢が65歳に見えたらしい。実際は34歳だったのに。

死後数十年経って高く評価され、今日も生き続けている♬


ん〜これは...イーストウッドのジャズ大ファンならではの内容。
イーストウッドは酒もクスリも毛嫌いしている真面目な人物だが、本当にチャーリーを愛してやまないからこその161分になったのだろう。
一般的にはほぼ知らないミュージシャン。フォレスト・ウィテカーの演技は悪くないものの、残念ながら地味過ぎだった。
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