〜自分自身に打ち勝つ〜
4作目となりましたロッキー。
挿入歌が多すぎてMTVみたいになってきましたが(^_^;) アポロもコテコテのアメリカンで、、、苦笑
調子に乗りすぎたアポロが4作目にて退場!でもってロシアからの戦闘マシーン/ドラゴが今作の宿敵となります。
この冷たい感じのいかにもロシアンなドラゴ。瞳の奥に寂しさが見え隠れしていいキャストですね!まるで兵器のような鍛えられ方をして感情も消されたような印象だが、ロッキーとのバトルで人間らしさを顕にしていく。めっちゃいいシーン!!!涙
今作は色んな対比が表現されていて、ライトなエンタメながらも多層的なドラマが面白かった。わざわざロシアでトレーニングするロッキーは、さしずめ同じ釜の飯を食うってとこでしょか。科学vsド根性、民主主義vs共産主義、、、ロッキーvsドラゴ戦で全ては1つに!!!!
今作が上映されたのは米ソの冷戦真っ只中。それゆえのプロパガンダが入り込みすぎという批判もあるようですが、そもそも映画に社会性/政治性はつきものだと個人的には考えてるので、さほど気にならなかった。逆にここから当時の歴史背景を勉強していくのもいいかなと。
たしかに無駄なシーンは多いですね。鑑賞後にディレクターズカットの存在を知り、こっちも非常に興味があります。