こうだい

預言者のこうだいのレビュー・感想・評価

預言者(2009年製作の映画)
3.0
なんでタイトル『預言者』なんだ?なんかそれっぽいのは出てきたけど、抽象的過ぎてあんまり良く分からん。しかも特に言及もされないし……。

刑務所に入った主人公が、底辺からのし上がる系映画。

でも主人公にはジェイソン・ステイサムの様なパワーはない……。むしろ弱いし、頭脳派でもない……。じゃあどうすればいいの?!だからこそ、何年もかけて徐々にコネを作っていくんです。。。なんだかんだ最後までパワーはないし、言う程頭脳派でもないです(笑)まあ、だからと言って2時間半は長いけど……(苦笑)

宗教色のある作品で、特に、刑務所内で対立しているグループ(人種)などに色濃く出ている。僕が宗教には疎い為、途中理解できない(違和感のある)シーンもちらほらあった。ただ、雰囲気から、フランス内での人種差別や人権問題への提起をしているように感じられた。観ている間は別につまらなくはないんだけど、後味に何も残らなかった。数日後には忘れてしまいそうな作品。
こうだい

こうだい