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一人息子のDのレビュー・感想・評価

一人息子(1936年製作の映画)
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「鏡獅子」を除けば、小津長編作として初のトーキー。

冒頭から大胆な省略があり、大人パートへ一気に突入し、物語が推進していく。

田舎と都会、本音と建前、見栄と虚栄、お金と現実など、約100年経ってもそう人間は変わるものではなく、家族のことや不変的に大切なことを教えてくれる。

戦前30年代の牧歌的な原風景、「秋刀魚の味」の原型ともいえる笠智衆のトンカツ屋なども相まって優しい映画。

日本映画の三大巨匠!!!
最低限みておくべき10作品はこれ!(1930年代〜1960年代の日本映画も紹介)
https://narcos.hatenablog.com/entry/japanese-movie-ranking
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