オーウェン

アトランティック・シティのオーウェンのレビュー・感想・評価

アトランティック・シティ(1980年製作の映画)
3.5
ディーラーの仕事をしているサリーの元に別れた夫デイヴと妹がやってくる。
その目的は大量のヘロインを捌くこと。
サリーはその隙を縫って隣人でギャングのルーに売り捌こうとする。

最初は軽く儲けようという気持ちが、どんどんと悪い方向に走っていく。
それでもこの初老ギャングと手を組み、事態を打開しようとする様。

バート・ランカスターとスーザン・サランドンのコンビが小気味よく、アメリカ映画なのに痛快とは言えないがホッとする後味。

ルイ・マルがアメリカで映画を撮ると、こうなったという完成例。
どうりでヨーロッパ的な匂いが感じられるわけだ。
オーウェン

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