ヒッチコック監督の代表作のひとつ。
大量のカモメやカラスに囲まれたら超怖いというシンプルで、当たり前、だけど、それまで誰も描いたことのなかった恐怖を描いた映画。
1963年、サンフランシスコ近郊の港町。
2時間の映画。序盤の50分は鳥の伏線はあるものの、ラブコメかホームドラマかという内容。私は面白くなかった。
そこから鳥の恐怖が始める。鳥のシーンはやっぱり怖い。
1963年の映像技術だから仕方ないけど、クロマキーのシーンが露骨なのですよね。子どもたちが鳥に襲われるシーンはギャグでしかなかった。
ドラマパートがあまり面白くなくて、1963年クオリティの映像技術でしかないけど、鳥の恐怖を描いた本作は、歴史に残るホラー・パニック映画です。