2023/08/18鑑賞。53点。
ダサくてクサイ演出が逆に良い。
出てくるキャラのほとんどが根がいいやつ。
最初は人を見殺しにしたスカイラーは勝てない戦いに挑んで犠牲になるし、サーシャ率いるロシア人は出会ったばかりの相手のために命をかけられるほど。無駄なイライラがなくて見やすい。
〈あらすじ・ネタバレあり〉
舞台はモスクワ。
突如停電になり、電話やパソコンが使えなくなる。
上空からは光が降り注ぎ、街を破壊・・・宇宙からの侵略者だった。
クラブで飲んでいたアメリカ人のショーン(演. エミール・ハーシュ)とベンは、そこで知り合ったナタリーとアン(演. レイチェル・テイラー)、スカイラー(演. ジョエル・キナマン)と一緒に行動することに。
クラブの客は自分たち5人以外は皆死亡し、モスクワ中を歩いても人を見つけられない。
ショッピングモールに移動した5人だが、そこにも侵略者は現れる。
どうやら侵略者は生体電磁波で人を感知しているようだ。
スカイラーは、ショーンとベンを救おうと侵略者に立ち向かって命を落とす。
身を守るために居住場所を移動したショーンら4人は、軍が司令室として使っていたような建物にたどり着く。
両親を失ったティーンエイジャーのヴィカ、セルゲイ博士と出会ったショーンたちは、彼らが暮らすマンションに案内され、侵略者は電磁波を武器に変えて人間を襲っているのだと教えてもらう。
セルゲイの部屋の入り口は侵略者に感知されない特殊なケージで出来ており、それによって存在がバレないようにして過ごしていた。
そんな中ラジオを聴いたショーンたちは、生存者たちを乗せた潜水艦が発射予定だと知る。
ショーンとベンは、セルゲイが発明した電磁波を弾丸とする銃の扱い方を教えてもらう。
その頃ナタリーとアンは、ヴィカに案内されて他の部屋から物資を調達することに。
しかし、ナタリーたちを感知した侵略者に襲撃され、アンとセルゲイが殺される。
※ヴィカは隠れて生き延びるが、この時点でショーンたちは死んだと思っている
追い詰められたショーンたち4人を救ったのは、生存者であるサーシャたちロシア人3人組だった。
サーシャたちは、『侵略者は攻撃する時に自分を守るシールドをオフにするため、そのタイミングを狙って攻撃すれば普通の武器でも倒せる』と。
地下通路を通って潜水艦の停泊場所に着いたショーンたちとサーシャらロシア人。
生き延びていたヴィカも合流するが、彼女を守ろうとしたベンが命を落とす。
侵略者たちの目的は地球の資源を奪うことだった。空に浮かぶ宇宙船が地上から資源を吸引したことによってビルが倒壊し、ショーンたちは巻き込まれてしまう。
1人はぐれてしまったナタリーが発煙筒を焚き、それを見たショーンとサーシャ、ヴィカ、2人のロシア人は彼女を救いに向かう。
セルゲイの作った電磁波銃を使って侵略者たちを倒し、ナタリーと再会を果たすショーンたち。
1人の犠牲者も出さず潜水艦に着くが、サーシャはロシア人たちを守るためにモスクワに残ると言う。
ショーンとサーシャは互いに生き残ることを約束し、別れる。
潜水艦の中でショーンとナタリーは寄り添い、世界各地で人類が侵略者への逆襲を開始したことを知って未来への希望を抱く。
