にまみれも

忘れじの面影のにまみれものレビュー・感想・評価

忘れじの面影(1930年製作の映画)
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ロマンチック風味な、ダメンズ映画。
才能あるクズ音楽家と、それに恋してしまった少女の成長のお話。

子役の吹き替えではなく、大人が少女役からやってるのは地味に驚き。

しかし、これを純愛と呼ぶべきなのか?
お話自体は悪くはなかったけど、その感情をなんと呼ぶべきなのか?
「うーむ」と考え込んでしまった私です。
音楽家が、最後まで口説き文句しか言わないグズっぷりの単純な女好き故、最後の「そうだったのか…」と改心して、決闘場にむかっても同情出来なかったというのもあるし。

それでもジーナの最後の言葉は良かった。