kazu1961

サインのkazu1961のレビュー・感想・評価

サイン(2002年製作の映画)
3.8
▪️Title : 「サイン」
Original Title :「Signs」
▪️First Release Year:2002
▪️JP Release Date :2002/09/21
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-402再鑑賞
🕰Running Time:107分
▪️My Review
“この世に偶然はあるのか。。。”全ての出来事は、啓示そして“サイン ”。。。この結末に感激、涙すらしてしまいました。
異星人vs人類が決してテーマではないんですね。「宇宙人の侵略」が描かれていますが、異星人vs人類といったマクロ的視点ではなく、あくまである一家から見たミクロ的視点で描かれているのが見事。その過程で「家族の繋がり」や「信仰心」、もっと言うと起きる物事の必然性、運命までの壮大なテーマが浮き彫りになる構成になっています。私はシャラマンの作品でも好きな作品のひとつです。
本作、主演にメル・ギブソン、『グラディエーター』でアカデミー賞候補にもなったホアキン・フェニックスと豪華な顔ぶれ。子役にはマコーレー・カルキンの弟ローリー・カルキンやスペンサー・ブレスリンの妹アビゲイル・ブレスリンとそれぞれ兄弟の血を引き継ぎ、2大スターに負けない演技を披露しています。
物語は。。。
信仰に篤い牧師のグラハム・ヘスは、最愛の妻を突然の事故で亡くしてしまいます。その時、ある霊的な現象が起きたことでグラハムは神に対して疑念を抱き、やがて牧師を辞めてしまいます。農夫となったグラハムは、弟と2人の子供たちと共に平穏な日々を送っていました。だがある日、農場のトウモロコシ畑に巨大なミステリー・サークルが出現して以来、奇怪な出来事が続発します。幼い娘には不吉な予知能力が宿り、農場の周囲に次々と不幸が起き始めるのです。グラハムはミステリー・サークルがなぜ自分の農場に現われたのか、それが意味するものは何なのか調べようとしますが。。。
そしてシャラマン本人が映画公開時に、本作はアルフレッド・ヒッチコックの映画『鳥』の「鳥」を「宇宙人」に置き換えたオマージュ作品であることを認めています。
その特殊な作劇によって本作は公開時に賛否両論を呼びました。またシャマラン自身も、出番は少ないが重要な役で出演していますね。

▪️Overview
妻の事故死により信仰を失った元牧師グラハムが2人の子供と弟メリルと暮らす農場で、怪現象が発生。とうもろこし畑に一夜にして巨大な図形=ミステリー・サークルが出現したのだ。いったい誰の仕業なのか。監督は「シックス・センス」、「アンブレイカブル」のシャマラン。ミステリー・サークルは「X-ファイル」でもおなじみの実在の怪現象。直径20メートルにも及ぶ巨大な幾何学図形が畑などに出現するもので原因は不明。(引用:映画.com)

出演は、メル・ギブソン、ホアキン・フェニックス、ローリー・カルキン、アビゲイル・ブレスリン、チェリー・ジョーンズ、M.ナイト・シャマラン、パトリシア・カレンバー。
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