マイナー映画好きのジェーン

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリーのマイナー映画好きのジェーンのレビュー・感想・評価

4.2
実在の医者パッチ・アダムスの半生と彼の理論を描き出した映画。笑いが治療に多大な効果をもたらすことを立証し、多くの人々を助けた類稀な医者の物語で、感動的です💘
妬みで馬鹿にされたり、婚約者を失ったり、辛い出来事もたくさんある中で、時には挫けそうになりつつも信念を貫くのが素晴らしい!

シリアスな物語に笑いが混ざる本作を、ロビン・ウィリアムズは見事に演じています✨パッチが神経科に入院していたのは20代前半だったらしく、「年齢的には無理がある」と製作者も話していましたが、監督は「この映画を撮るなら、絶対にロビンでなきゃいけない」と言い切ったとのこと。

ただ、『いまを生きる』を観た後では少し評価が下がりますね…💧冷静になると、実話に忠実すぎて、ロビンの個性が出ていないのが気になってきます。

特典映像のインタビューで、ロビンは「シリアスとコメディの匙加減が難しかったし、医者にしてはジョークが猥褻すぎる」と苦言を呈していました。
確かに、それも分かる気がします。知れば知るほど、ロビンさんにガチャガチャした笑いは似合わないんですよね。

・『いまを生きる』の私のレビュー
https://filmarks.com/movies/14908/reviews/175797605