青い夢の女のDのレビュー・感想・評価

美しいべネックス・ブルーに引き込まれる、夢と現実を行き来するようなスリリングなサスペンス。

ベネックスが、再びアングラードと組み、美女役に妖艶なエレーヌ・ド・フジュロール。

エロティックで、複雑に入り組んだストーリー、異質な空間に放り込まれる予想外の展開が連続し、大変興味深く引き込まれ鑑賞した。

ベネックスは約30年の活動期間のうち6本と寡作な映画作家で、長編は本作が遺作となってしまい、大変残念。

もっともっと作品をみたかった。