1971年のアメリカ、人種差別の壁を乗り越えて快進撃をみせた高校アメフトチームの実話を描いた作品。
黒人への差別があからさまで、たった50年前でこれだけ違うんだなあとしみじみ。今から50年後には、もっと良いほうに変わっているのかな。
デンゼル・ワシントンをはじめとして、どの役者さんも演技が素晴らしかったが、1番印象に残ったのは子役の女の子2人だ。
はじめのうちは険悪だった2人が、物語が進むにつれて少しずつ打ち解けていく様子は、チーム内の黒人と白人の関係を象徴するかのようだった。
アメフトには詳しくないので、ところどころ分からない用語みたいなのがあったが、物語を理解する上では全く問題なかった。自分と同じように、アメフトに触れたことのない人にもオススメできる1作だったと思う。