LalaーMukuーMerry

フェーンチャン ぼくの恋人のLalaーMukuーMerryのレビュー・感想・評価

4.2
「すれ違いのダイアリー」でファンになったタイ映画、期待をこめた第2弾はこれ。生まれた時からの幼なじみの男子(ジアップ)と女子(ノイナー)、小学校4年生の淡~い初恋?の物語。期待に十分応えてくれて私は満足。
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この年代の男子と女子、別々に遊びをするのは日本もタイも同じ。でもジアップは家の周りに男子友達がいないし、仲良しのノイナーと一緒に遊ぶという小さい頃からの自然な流れのまま、女子の輪の中に入れてもらって遊んでいるのだけれど、男子の輪に入りたいと思っているおとなしい男子(ついでにいうと、すごいイケメン)。
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男子の悪ガキリーダー(ジャック)はドラえもんのジャイアンのような子(タイの小学校は落第制度があるので、このリーダーは2歳も年上で体もデカい)。悪ガキグループの“試験”にパスして男子の仲間に入れてもらうため、ジアップはジャックに言われるままにノイナーに意地悪をする。ノイナーの涙を見たジアップは動揺し、あやまる機会を探していたが、ノイナーの家は引っ越ししてしまうことに・・・
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心の底に消えずに残っている幼い頃のほろ苦い思い出・・・
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ジアップとノイナーが可愛い。キューンとなる演出がいい。ジアップがノイナーを幼な友達だけではない存在としてハッと感じる瞬間・・・、ここが私は好きでした。