ちいさな泥棒

ザ・ウォールのちいさな泥棒のレビュー・感想・評価

ザ・ウォール(2009年製作の映画)
3.6
天才建築家マレストラザによって造られた巨大建築物の解体を依頼されたサム。過去に16人の生き埋め事件があったり設計図には載ってない部屋があり…謎を解明するにつれて様々な角度の倒錯した愛が見れてなかなかよかったです。覗き部屋うんぬんの前にあんなとこ絶対住みたくないのである。

コンビニにたまに置いてある謎に薄く謎に安い謎チョイスの映画に無性にチャレンジしたくなって気まぐれに買ってたやつが昨日出てきたので。グーンと期待値下げてたので意外と知ってる人が出てたりして思いのほか楽しめた。主演のミーシャ・バートン『キャメロット・ガーデンの少女』の子だったとは!

この建物の管理人さんがクローネンバーグの『クラッシュ』でスペイダーさんと倒錯しまくりの行為に溺れていく奥さま役の方だったり、息子くんが『ウルトラヴァイオレット』で我らがガースに検査してもらったりX-MENで研究所にいたやたら神童役でお会いしますねな子でした。大きくなったな〜。

おっさんがナイフで自ら腕傷つけだしたと思ったら、こっちガン見しながら急に腕立てしてくるとか意味わかんないし発想がほんとにキモキモでよかったです。