ニャンコの日なので、ジャン=ルイ・トランティニャンの主演作を🐈⬛ニャン
1930年代のローマ🇮🇹少年時代のトラウマと罪の意識に囚われ、ファシストにならざる追えなかった男マルチェロの悲哀を描く🌀
弱冠29歳のベルナルド・ベルトルッチ監督が手掛けた初期の代表作であり今や伝説的に語られる作品✨
コッポラ、スコセッシ、スピルバーグの3人が本作に影響を受けたと公言してるほど✨
ということでずっと観たかった作品なのだけど…う〜ん、難しかった😂
原作はアルベルト・モラビアの『孤独な青年』📕
叙述スタイルだった原作小説を大胆に改変し、フラッシュバックを用いて現在と過去を行き来しながら主人公マルチェロが抱える精神的葛藤の根幹を描き出していくスタイル✨
映像がとにかく美しくて、そちらに見惚れてしまいあまり話の内容が入ってこないところはある😇
1001映画の本によると「印象深いのはヴィットリオ・ストラーロの驚くべき撮影で、色とカメラワークの配置と構図に優れ、時おり物語が映像に従事して見えるほどだ」とあるのだが、まさにそれだ!って感じ😇
主演のマルチェロ役トランティニャン🐈⬛は寡黙な感じで雰囲気があるけど、個人的には性的に倒錯している人物に見えないのが、なんかハマれなかったところだろうか🤔
マルチェロと結婚する新妻ジュリア役ステファニア・サンドレッリと、マルチェロが惹かれる暗殺対象の妻アンナ役ドミニク・サンダの美女2人のタンゴのシーンや、そこからダンスホール中の人を取り込んでのダンスシーンや、その時の色味が印象的✨
終盤の野外での暗殺シーンや、マルチェロの葛藤の行く末と真実?の露見で一気に迷宮に入っていくようなラストはなんか好きだった(でも全体的によく分からなかった)