オーウェン

フリーダム・ライターズのオーウェンのレビュー・感想・評価

フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)
3.6
実話ということだが、これは黒人の生きる道の選択肢を増やした上での功績と見るべきだろう。

新任の女教師エリンは希望を持って学校にやってきたが、担当は落ちこぼれと呼ばれる黒人の生徒たち。
案の定話を聞かず、家庭も問題が山積み。

そんな彼らを説き伏せようと学習ではなく、歴史を伝える本を与えていく。
ホロコーストの歴史すらも知ることが出来ないという劣悪な環境。
このことによって少しずつ生徒の意識が変わっていく。

学園ドラマではあるし、特筆すべきポイントはないため万人に進められる。
黒人がのし上がるにはスポーツ選手か、ラップ歌手しかないという言葉は残念だが真実だろう。
それほど差別に対する意識は根深い。
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