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かぞくのくにのごーのレビュー・感想・評価

かぞくのくに(2012年製作の映画)
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日芸映画祭2023「移民とわたしたち」にて、ヤン・ヨンヒ監督トークの回を鑑賞

「スープとイデオロギー」のヤン・ヨンヒ監督唯一の劇映画。
父親の意向に従い、帰国事業で北朝鮮に渡っていた兄が頭部に腫瘍ができ、治療のため一時的に日本に帰国することになる。妹と両親は喜んで受け入れるが、兄には当局の担当者に常に監視されていた。兄は妹にあることを持ちかけるが、、、。

監督によると、大まかには事実を基にしているが、実際には監視はあれほど厳しくはなかったし、彼に話しかけることなどできなかったとのこと。
安藤サクラ、井浦新のキャスティングは監督の希望だったが、まさか受け入れられるとは思わなかったそう。
映画製作を目指す学生に向けた言葉として「映画を観まくってください」と仰られていた。
「ディア・ピョンヤン」発表後、北朝鮮側に謝罪文を書け、と言われたエピソードなどが聞けた。
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