chaooon

これがロシヤだ/カメラを持った男のchaooonのレビュー・感想・評価

3.5
ロシア・アヴァンギャルドの最高峰にして映画史上最高のドキュメンタリーされるジガ・ヴェルトフによる実験映画🎥
全編セリフなしのサイレント💬

都市とそこに生きる人々の生活を描き出すモンタージュ作品✨
ストーリーはなく街や物、人や機械の動きをひたすら記録しているので、映画というより写真展でも見ている気分になった📸✨

多重露光、ストップモーション、スローモーション、早回し、移動撮影など映画の技術を片っ端から駆使して見せる映像の羅列🤔
ストーリーはないとは言え、連続して並べられた情景にはどこか物語性を感じるし、自然と意図が伝わってくるような編集はお見事なのかも!
すごく盛り上がるとかはないし面白くはないけど、つまらなくもない😇
不思議と見てられるし、1929年の作品でありながら映像の見せ方がかっこよい✨

プロパガンダ映画の一種であるらしいけど、実験映画というだけあってアート寄りだし、当時のロシアの街並みや暮らしぶり、生き様をそのまま切り取った記録映画として価値を感じる作品🎞
chaooon

chaooon