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セントラル・ステーションの作品紹介

セントラル・ステーションのあらすじ

ベルリン国際映画祭でブラジル映画初の金熊賞を受賞したヒューマン・ドラマ。リオデジャネイロの中央駅で代筆業を営む中年女性ドーラは、ある出来事から一人の少年の父親を探す旅に出ることになる。

セントラル・ステーションの監督

セントラル・ステーションの出演者

原題
CENTRAL DO BRASIL
製作年
1998年
製作国
ブラジル
上映時間
111分
ジャンル
ドラマ

『セントラル・ステーション』に投稿された感想・評価

ゴン吉

ゴン吉の感想・評価

4.4
母親を事故で失った少年の父親捜しに付き合う中年女性の心の交流を描いたロードムービー。
フェルナンダ・モンテネグロが主演、ヴィニシウス・デ・オリヴェイラが子役を演じる。 

独身の中年女性ドーラ(フェルナンダ・モンテネグロ)はリオの中央駅構内で代書業を営んでいた。
ある日、少年ジョズエ(ヴィニシウス・デ・オリヴェイラ)を連れた母親が、父親宛の手紙の代筆と投函を依頼する。
その直後、母親がバスにはねられて死亡。
ドーラはジョズエを自宅に連れ帰り、翌日彼を養子縁組斡旋所に売り飛ばしてしまう。
しかし友人から子供は臓器売買に使われることを聞かされてジョズエを連れ戻す。
ジョズエを父親に届けるために少年と二人でバスに乗り組み、父親捜しの旅に出るが..... 

幼いころから一人で生きてきたドーラは手紙の代筆・投函業を請け負っていたが、客から投函すように預かった手紙のほとんどを自宅の引き出しに仕舞うか捨てて、投函料を着服していた。
そんな彼女が少年と出会い一緒に旅することで手紙の大切さに気付き、また旅での出会いを通して人を愛するようになり、新しい人生を選択する。
最初は不信感を抱いていた少年も次第にドーラに信頼を寄せるようになり、観ていて清々しい。
そんな二人を待ち受けるのものは果たして....  
哀愁漂う音楽も素晴らしい♪ 
しみじみと心が洗われる佳作で、最後は涙です。
「私も父に会いたい やり直したいの....」  

2022.9 NHK BSP で鑑賞(字幕:石田泰子)   
第56回 ゴールデングローブ賞で最優秀外国語映画賞を受賞(1999年)
第48回 ベルリン国際映画祭で金熊賞と銀熊賞(最優秀女優賞)を授賞(1998年)
ぶみ

ぶみの感想・評価

3.5
これから初めて会いに行きます。

ウォルター・サレス監督、フェルナンダ・モンテネグロ、ヴィニシウス・デ・オリヴェイラ主演によるブラジル製作のドラマ。
手紙代筆業の女性と、会ったことのない父親を探す少年の姿を描く。
物語は、原題が『Central do Brasil』、つまりブラジルのリオデジャネイロにあるセントラル・ド・ブラジル駅であるように、同駅で代筆業を営む女性が、母親を交通事故で亡くした少年とともに、ひょんなことから父親を探す旅に出るというロードムービーとして展開。
手紙の代筆業という職業が成立するということは、ブラジルの識字率の低さを物語っており、まずそこが驚き。
基本的に、女性と少年のロードムービーとなっているが、前述のように原題が駅であったことから、列車での移動かと思いきや、バスが中心であったのは意外であったものの、描かれるのはブラジルのありのままの姿であり、万引き犯を射殺したり、臓器売買組織が存在したりと、なかなか生々しいもの。
最初は女性、少年いずれもクセ強めで感情移入できなかったが、徐々に心通じ合っていく様は、ロードムービーの定番であり、その面白さは万国共通。
派手な演出や、劇的な展開はないが、ロードムービーの醍醐味が散りばめられ、ブラジルの空気が伝わってくる一作。

いつか帰ってくる。
リオデジャネイロのセントラル・ステーションで手紙の代筆屋を営む初老女性ドーラ (モンテネグロ)が、交通事故で母親を亡くした少年ジョズエ (オリヴェイラ)と共に、まだ見ぬ彼の父親を探す旅に出るロード・ムービー。

かつて教師だったドーラは、今では代筆屋というその日暮らしの仕事に身を落とし、文字を書けない人たちから料金を取るものの、書いた手紙の殆どは出さずに破り捨ててしまうという、“良い人”と呼ぶには程遠い人物であり、一方の少年ジョズエも中々の生意気で、口は達者なうえ盗みまで働く悪童だ。
しかし、そんな“似た者同士”が徐々に心通わせ、共に成長していく姿を見ていると、その感覚や感情が痛いほど伝わってくるから不思議である。

観賞前は、如何にも“良い人たちばかり” の、嘸や汚れなき心洗われる物語であろうと思いきや、実際に蓋を開けてみれば決して“綺麗事ばかりではない”リアルな描写に、ベルリン国際映画祭で最優秀作品賞と女優賞、またゴールデングローブ賞で最優秀外国語映画賞を受賞したのも頷ける。

ドーラ「あんたも私を忘れる」
ジョズエ「忘れないよ、絶対に」

“大きなトラックの運転手になりたい”と願うジョズエの夢が叶った時、真っ先に思い浮かべる人物は、彼がまだ9つの頃一緒に父親を探す旅をしてくれた女性、ドーラのはずだ。

145 2022

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