しろくま

バイオハザード ディジェネレーションのしろくまのレビュー・感想・評価

3.2
《赤く染まった空をご覧ください》
〝あの山の向こうラクーンシティに軍によるミサイル攻撃が行われました。核爆弾投下の情報も流れており、これが事実であれば住民10万人の生存はほぼ絶望的だとみられます〟

ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるアリスの活躍を描いた実写版〝バイオハザードⅡ〟のラストで、溢れ返ったゾンビで壊滅状態に陥ったラクーンシティをミサイルで破壊し封じ込め作戦を敢行しているので、本作はその後ってことになるけど、何故か主演のアリスが登場しない盛り上がりに欠けるスピンオフ的な作品。ただ、もともと〝バイオハザード〟のゲームには、アリスの出番がないため、こっちがオリジナルと言えばそうかもしれないけど、クレアとレオンだけだと…。

その分ラスボスは迫力満点で、多彩な攻撃を仕掛けてくるが、これだとモンスターバトルアクション映画のような展開。前半の空港での救出作戦ようなゾンビに食べられないように逃げ惑うというホラーテイストのドキドキ感は少なめ。

〝バイオハザード〟のゲームをしたことがないのでよく分からないが、ゲームの途中に流れるムービーってこんな感じじゃなかったっけ。ムービーを寄せ集めしたら映画になっちゃった的な作品って言ったら言い過ぎ?

視聴メモ:2023.07.12/103/Abematv(吹替)
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