破天荒な悪魔に御用心
ジョージ・ミラー監督による、ある意味『マッドマックス』よりMADなホラーコメディ。かなりお下劣ではあるものの、どこかチャーミング。これは全てジャック・ニコルソンの怪演のおかげかもしれません。それほど彼は本作で輝いていました。
3人の魔女と1人の悪魔。不思議な関係性から"怒り"のエンジンを鳴らすまで。笑えるストーリーではありますが、作品の出来としてはどこかイマイチ。魔女×悪魔の掛け合いを"性"にフォーカスするのではなく、シンプルに現実離れしたものにしてほしかった。恐らくこれの最高到達点が『アラビアンナイト 三千年の願い』なのかもしれない。
終盤の展開はジャック・ニコルソンの顔芸含み、かなり面白いので必見。もはや彼は芸人です。
2024.5.18 初鑑賞