スティーブン・フリアーズ監督作品。
第二次世界大戦前後のアメリカを舞台にした、西部劇風の映画です。内容はラブストーリー。そして男の友情を描いたヒューマンドラマといったかんじ。
映像と雰囲気はよくて、観始めたときは
ひょっとすると隠れた名作?!
と思ったけど、観終わった後は、
陰に隠れそうな映画だな。と感じました。
ビリー・クラダップとウディ・ハレルソンの友情についてはまあよかったけど、ラヴストーリーとしては結構微妙かもと思った。特に女性視点で観たら、たぶんビリー・クラダップが演じた役を嫌う人が多いんじゃないかなと感じる。
個人的には、まあ・・仕方ないかな。と思う部分もある。
パトリシア・アークエットが演じた役は言うまでもなく微妙だけど、こういう人はどういえばいいか難しい。
こういう女性に惹かれる男のほうが悪いのかもしれないし、
そういう男性の首にひもをつけたままにする女性のほうが悪いかもしれないし。
どっちが悪いとかではなく、それが男と女というものだよ!
と言われたら、そういう気もします。
だから、この映画のパトリシア・アークエットのことを
完全に否定はできないし、するつもりもないけど、
現実的には自分自身はこういうタイプの女性は
避ける傾向にある。
たぶん・・防衛本能かな!
パトリシア・アークエットはとても綺麗だと思うけど、
こういう役がすごくはまるところが好きなところであると同時に、嫌いなところだったりします。
ちなみに、ペネロペ・クルスも出演しているのでキャストは豪華な作品です。
ちょっともやもやするけど、綺麗だしまあまあ良い映画だったんじゃないかと。