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風の外側のliamのレビュー・感想・評価

風の外側(2007年製作の映画)
2.8

監督は「長い散歩」の奥田瑛二。主演は「長い散歩」の安藤サクラ。他に「origami」の佐々木崇雄、「キトキト!」の石田卓也などが出演。

ある朝、真理子(安藤サクラ)はフェリー乗り場で通学鞄を海に落としてしまう。青年(佐々木崇雄)が海に飛び込んでかばんを拾ってくれるが、オペラ歌手を夢見る彼女の大切な楽譜が紛失し、その代償として青年は真理子の下校時のボディーガードを引き受けることになる。2人は次第に親しくなるが、青年は名を名乗ろうとせず。

かなり淡々と物語が進んでいく。ツッコミどころがかなり多いのでかなり気になる。通常ではあり得ないような展開だったり、なんか気持ち悪い台詞があったりと
後半は在日アピールが凄い。ことある事に在日在日言うからイラついてくる。

演技が全体的に棒なのが気になる。脇を固める出演者たちが全体的に棒演技でなんかイライラする。
ただたまにでてくる演者は有名でしっかり締めてくれるので、なんとか観ていられる。

ラストの終わり方もくだらない。部下のやつとか殺す必要なかったでしょ。全体的に何がしたいのか分からないし、何も伝わってこない。

安藤サクラが本格的にデビューした作品。かなり若い安藤サクラを観ることができる。それにしてもお父さんが監督の作品に出るってどういう気持ちになるんだろう。そこはプロとして割り切ることができるんだろうな。

佐々木崇雄がかなりの男前。背も高いのでスーツ姿がよく似合う。

作品の意図がみえてこない映画。
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