1991年制作の近未来老人介護問題SF映画。
この映画はもっと評価されてても良い気がした。
原作脚本はあの『AKIRA』の大友克洋、
キャラデザインは90年代にちょっとブームだったイラストレーターの江口寿史。
個人的には江口寿史のイラストはあまり好きではないけど、この映画では違和感はなかった。
厚生省の肝いりで作られた老人介護全自動ベッドの使用、主人公の学生の女の子がボランティアとして世話をしていたおじいさんがモニターとして選ばれる。
おじいさんからテレパシーで助けを求められた主人公は、おじいさんを取り戻そうとするも、ベッドが暴走してしまい…というストーリー。
1991年はまだインターネットの概念も知られてないころだし、やはりこの映画すごい。
『AKIRA』でも言われているけど、大友克洋さんはもはや預言者。
終盤は『AKIRA』並にハチャメチャになるし、私は好きな映画でした。
あと、この介護ベッド、私は快適そうに見えました。