“アダムス・ファミリー”といえば漫画、ドラマやアニメなどがありますが、私にとってはこれ。前作と同じノリなのでパート1が楽しければこっちもOKだと思います。オープニングの音楽、「デデデン🎶」ってやつも健在。
パート2となる今回は、連続殺人な悪女がウェンズデーの叔父(クリストファー・ロイド)にハニートラップを仕掛けてアダムス家の財産を狙う、って話。
一方、ウェンズデー(クリスティーナ・リッチ)と弟パグズリーは邪魔なのでサマーキャンプに放り込まれ、そこではそこで“ナイスな輩”たちをてんてこ舞いにするドタバタが並行して展開されていました。
ホーンテッドマンションみたいなお屋敷にアニメ『妖怪人間ベム』('68〜'69)のような一家が住んでいて、これ以上ないようなキャスティングがパート1からそのまま引き継がれています。
特にお母さま役のアンジェリカ・ヒューストンがいいですね。怪しげで艶やかで凄く冷静。そして青白い。
長女役のクリスティナ・リッチも冷ややさの中に子供らしいあどけなさがあるところが印象的。そして青白い。
それ以外にフランケンシュタインの怪物風の執事や蜘蛛のように動き回る“ハンド”などなど不気味なキャラがわんさかいて楽しいですね。
このスピオフが『ウェンズデー』('22〜)でシーズン2も製作が決定したみたい。クリスティナ・リッチが演じていた長女ウェンズデーをジェナ・オルテガが演じているようですが、ジャケ写でみる限り雰囲気はマッチしてそう。いつか観たいと思います。