りょーこ

ジョニーは戦場へ行ったのりょーこのレビュー・感想・評価

ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)
3.5
オチまで知っていたけれど観るのはキツくて、しかしやっとこさ手を出してみました

70年代の強烈な反戦映画

戦争により触覚以外の五感も四肢も奪われた男の夢と現の物語

過去の思い出と優しい看護婦だけが光



第一次世界大戦中。

爆撃により負傷した身元不明兵士407号は、他患者のため研究材料として生かされることに。

手足は切断され、口も目も耳も鼻もない、感覚も感情もない生きる肉塊。

が、彼はきちんと外界を感じていた!

僅かに動く頭部で必死にコミュニケーションを取ろうとするのに、痙攣とされ鎮静剤を打たれていただけなのだ。

そんな彼、ジョーは、薬で朦朧としつつも、優しい看護婦に意思を伝えられるようになるのだが……



S…O…S…

なんて残酷な物語なのだろう。。。

しかし実話が元になってるというし、似たような作品も沢山ありますよね。

キリストと呼ばれるドナルド・サザーランドとか、回想シーンは不思議で懐かしさもある面白い構成☆

夢と記憶がごっちゃになる。
でもそこが唯一好きに動け話せる場。

両親や恋人、勤め先のパン屋、徴兵先の米人娼婦等々。

イイキャラが沢山いたし、ワンコも可愛かった♪

これは読みにくそうだけど原作も読破したい!!
りょーこ

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