オーウェン

ワイアット・アープのオーウェンのレビュー・感想・評価

ワイアット・アープ(1994年製作の映画)
2.1
通常西部劇は主役なり敵役なりに魅力的な人物は一人はいるはずだ。
「シェーン」しかり「荒野の七人」しかり「真昼の決闘」しかり。
だがこの映画はOK牧場の決闘を下敷きにしてる割に、誰一人そういう人物はいない。

真実に則ったといえば聞こえはいいが、西部劇ではそういうタイプで成功した作品はほとんどない。

やはり見たいのは痛快な銃撃戦と、魅力的なキャラたちの人間関係である。

ワイアット・アープにしてもドク・ホリデイにしても、ケビン・コスナーやデニス・クエイドはミスキャストと言わざるを得ない。

そして無駄に長い3時間を超える上映時間。
必要な時間なら苦はないのだが、省略できる部分が見え見えなのも退屈の原因だろう。
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