音楽マニアで恋愛こじらせ男が奏でる失恋レクイエムのような内容が五臓六腑に染み渡る。中毒性も高い。「ブロークン・フラワー」と同じプロットだが、こちらの方が圧倒的におふざけが振り切っていて、面白くて好き。DJ、レコードショップ、テープ作りなどノスタルジック溢れる内容が堪らない。中古レコード屋のオーナーであり主人公のジョンキューザック、その店員2人(ジャック・ブラウン&トッド・ルイーゾ)をはじめ、個性的なメンバーが集っている。終始、完全にやらかしてはいるものの、ラストの現実と幻想の解釈がよくて、真理に到達している。
【音楽映画】おすすめ最低限みておくべき名作・傑作10作品
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