Yuuki

ベスト・キッドのYuukiのレビュー・感想・評価

ベスト・キッド(1984年製作の映画)
4.8
ダニエルは母親の都合で都会に引っ越し、転校2日目で抜群のコミュ力で最高に可愛い女の子と仲良くなるが、空手道場コブラ会の面々に因縁をつけられる。それ以降いじめの日々が続くが、アパートの管理人のおやじが空手の達人で、決着は2ヶ月後の空手選手権でつけるという話になった。ダニエルはおやじから空手の手ほどきを受けるが、来る日もワックスがけをさせられる日々だった…な話

名前はもちろん知ってるし、ワックスかける&取る、ペンキ塗る、など全て知ってたけど見てなかったやつ。会社で同僚と仕事中に見たんですが(良い職場なので)、めちゃくちゃ痛快におもろい!!笑いながら最高に楽しませてもらいました

ダニエルの圧倒的な人たらし力とコミュ力の凄さでスイスイと話が進んでいくテンポの良さに始まり、ヒロインのアリちゃんのめちゃくちゃなチャーミングさ(例を言うとダニエルの背中ポンって叩いて振り返ると同じタイミングで後ろに回り込むからかいが可愛い!!)、そしてコブラ会という分かりやすいヴィランを立てて、変なおじさんミヤギとの交流!ここが素晴らしいですね!!

ダニエルは母子家庭でミヤギもとある事情で孤独であるというところから空手の鍛錬を通してお互いに父と息子のような関係性に昇華されていく過程の積み重ねがめちゃくちゃ最高。ときに厳しく、ときにお茶目に、ときに穏やかに…。そして一見雑用ばかりやらされてダニエルが怒るも、その動きが空手に応用できることに気づいた時のこの盛り上がり!沸いたわ…(弊社会議室が)。空手シーンに全く迫力が無いけど、最終的な勧善懲悪で気持ち良過ぎる痛快作でした。34年後を描いたネトフリの「コブラ会」も見たくなる…!敬具
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