ボブおじさん

リトル・ロマンスのボブおじさんのレビュー・感想・評価

リトル・ロマンス(1979年製作の映画)
4.0
青春時代スクリーンの中のアイドルは、ダイアン・レインとソフィー・マルソーだったが、改めて本作を見返してみるとダイアン・レインはデビュー作から、しっかりとダイアン・レインの顔だった😊

 「明日に向って撃て!」や「スティング」の名匠、ジョージ・ロイ・ヒル監督による思春期の淡い恋心を描いたラブ・ストーリー。

ヴェルサイユ宮殿で出会った、パリに住む映画好きな少年とアメリカ人の文学少女。たちまち恋に落ちた彼らは、少女の帰国前にある伝説を実行しようとする……。

劇場鑑賞した時は主演の2人とほぼ同年代だった為、映画好きなダニエルがダイアン・レイン演じる美少女ローレンとベルサイユ宮殿で偶然出会う辺りまでは勝手に親近感を抱いていた。

名優ローレンス・オリヴィエが演じる怪しげな老人からベネチアにある〝ため息の橋〟の下で日没の瞬間にキスをして永遠の愛を手に入れる〝サンセット・キッス〟の伝説の話を聞いた時は、何故だか自分がドキドキしていた😅

パリからヴェローナそしてヴェニスへと美しいロケ地も堪能でき、フルートの旋律を効かせたジョルジュ・ドゥルルーの軽快な音楽も効果的。青春時代の思い出も加わり評価はもちろん〝ビンゴ〜!〟



〈余談ですが〉
銀幕の中のヒロインに恋心を抱いたのはいつ頃からだろうか?

小学生の時に「キングコング」(1976)のジェシカ・ラングに痺れたのは、恋心というよりは憧れだったか😅

同年代の女の子に恋愛感情を抱いたのは、おそらく1979年のこの映画のダイアン・レインが最初で、その次が「ラ・ブーム」(1980)のソフィー・マルソーだったと思う。ブルック・シールズも綺麗だったけど、どこか自分の手には負えない印象があった。(あとの2人は手に負えるのかと突っ込まないでね😅)

ちなみにダイアン・レインは1つ、ソフィー・マルソーが2つ年下だ。今でも活躍中の2人だか、自分の中では何となく幼馴染のような気がして、いつまでも輝いていてほしいと思ってしまう😊