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夜霧の恋人たちのクリームのレビュー・感想・評価

夜霧の恋人たち(1968年製作の映画)
3.7
ドワネルシリーズ第3弾。ここまで、観進めると親の気分。ホント、駄目な子。頼むから、もう少しマトモな感覚を覚えてくれ!なんか憎めないけど、冷静に観たら、駄目男の青春群像劇。シリーズだから、面白く笑える作品だと思う。

陸軍を除隊になったアントワーヌは、振られた元恋人クリスティーヌの家を訪ねますが、留守でした。彼女の心を取り戻そうとしつつ、夜警の仕事に付きますが、クビに。その後、私立探偵のアンリから仕事を貰い、靴店の経営者タバール氏の依頼を受ける事になるのですが…。



ネタバレ↓



ターバル氏は自分が店員からどう思われているか、内密に調査して欲しいと言う。その調査をアントワーヌが担当し、店に潜入し、店員たちが主人を嫌っている理由を調べ報告していた。しかし、タバール夫人と出会い、一目惚れしてしまった。それに気付いた夫人も悪い気はせず、アントワーヌを気にかけます。
食事に招待され、2人きりになると緊張して、夫人をムッシューと呼んでしまい、恥ずかしくて店を辞めます。彼が夫人に別れの手紙を出すと翌朝早く、夫人が訪ねて来て、お別れセックス。
今度は、修理人になります。ガールフレンドのクリスティーヌはわざとテレビを壊し、アントワーヌに来て貰います。一夜を共にした翌朝アントワーヌはクリスティーヌにプロポーズして、 2人は婚約するのでした。

愛するクリスティーヌの心を取り戻そうとしながらも年上の人妻に惚れて、セックスまでしちゃう。で、平気な顔してクリスティーヌにプロポーズ。仕事はどれも続かない。うーん、男としては駄目男だけど、少年期を観てると「ここから、頑張りなさい!」と応援してしまう。でも絶対裏切られると思う…(笑)。
これは、続きモノで、アントワーヌの魅力が解ってるから、楽しく観れるが、単体では面白くないだろうなぁ。
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