どう考えても人間の顔があるのにワニ人間だと観客にゴリ押ししてくる謎なパワーに圧倒されるインドネシア産ポンコツホラーアクション。

87年でインドネシアといえば『夜霧のジョギジョギモンスター』だけど、アレよりも遥かにぶっ飛んだ内容で、どちらかというとフィリピンの『ズーマ』に近い感じ。あっちは蛇人間だけど…でも『ズーマ』も87年ってのがすごい！

気に入ったイケメンを、部下を使って捕まえさせては性奴隷にして人生を楽しんでいるワニの女王一味に婚約者を奪われたオバさんとそれを見て可哀想になったマンダラって名前の強いオッサンが協力して婚約者を取り返そうって感じのお話。あと、タイトルになってるデビルズソードっていうのが超強い剣で、それの奪い合い的なこともやってた。

肉じゃがみたいな名前の強いオッサンが敵側にいるんだけど、そいつとマンダラが同じ師匠を持つライバル関係みたいで、基本この2人がバトってる感じ。カンフー映画に影響受けまくったアクションが見てて楽しいし、師匠が出てきたり、更にその上の仙人みたいな爺さん出てきたり、そこからデビルズソードに向かっていったりと次々に物語が進んでいくので割と飽きずに見れるかも…。たくさんのイケメンに身体中を舐められて幸せそうに悶絶するワニ女さんの謎なサービスカットもあるよ！本当にイケメンだったかどうかは私の口からは何も言えないけど…😱

しかも敵側がなんでもありで、世界中の邪悪な戦士がチーム組んで襲ってくるんでちょっとしたユニバース感。祈祷師の婆さんなんて、おおぬさっぽいの持って何か呪術的なものやるんかと思いきや、そのまま物理で殴ってくるという無茶苦茶なとこもサイコー！しかも強キャラ（笑）

仲間の婚約者奪われたオバさんもなかなか強くて良い感じ。婚姻が成立すればワニ女さんに連れ去られないって言う良くわからんルールがあるんだけど、結婚式の最中にワニ女の部下の肉じゃがが連れ去りに来るもんだから、もう結婚した！いやまだ婚約中だ！とか婚姻の効力発生要件について議論し始める村人たちと肉じゃがのシーンが何かアホみたいで面白かった。

『片腕マシンガール』の首を引っこ抜く変な武器の元ネタみたいなのが出てきたり首チョンパは当たり前で、一撃で2人分の首を吹っ飛ばす異次元技も見れるし、血しぶきブシャーもあるし、割とゴアには力入れてる感じ。ハマる人にはめちゃハマるかもなカルト作でした。

• #ホラー映画と怖い映画

この手の映画で100分は長過ぎだろｗと見る前から不安だったけど面白かったｗ
ワニ女王の逆ハーレムや男が石に乗って空中移動と最初から飛ばしてくれる。アクションも特撮も生首飛ぶし足切断もあるし良かった！ピロピロっていう音も耳に残る。ポンコツ映画には変わりないけど悪くない。正直ストーリーよくわかってないけどそれでも楽しかったー🙃オススメはしない。

• #80年代
• #インドネシア
• #アクション
• #ワニ

インドネシア産珍味馬鹿映画。
効果音もずれてるし、色々とゆる過ぎてかなりオブスキュアな出来だけど、血しぶきや斬首はてんこ盛りで力の入れ所の違いを感じさせる。
アクションが完全にカンフー影響下にあって、インドネシアの人達が繰り広げるカンフーアクションの違和感がハンパなくてそれがまた全体的にいびつな印象を与える。
敵の幹部みたいな4人組がビジュアル、言動、持ってる武器(空飛ぶギロチンまである)が間抜けで、タイトルにあるワニ人間もショボい。敵のボスは単に若い男を集めて色慾にふけってるだけだし、No.2っぽい魔導師みたいなのがあんまり仕事してないしで何をしたいのかよく分からない。
この感じなら100分は長過ぎるから、70～80分にまとめてほしかった。
これまたツッコミ入れたら負けな作品。